LIGHT FXは、トレイダーズ証券が運営しているFXサービスで、2018年10月に開始しました。
トレイダーズ証券といえば、「みんなのFX」で有名ですが、それではみんなのFXとの違いはどういうところにあるのでしょうか?
今回は、みんなのFXとの違いや、既にみんなのFXを使ってる方向けのオススメのLIGHTFXの使い方、などについて解説させていただきます。
LIGHT FXとは?
通貨ペア数 | 23ペア |
最小取引単位 | 1000通貨 |
取引手数料 | 無料 |
取引ツール | LIGHT FXアプリ アドバンスドトレーダー シンプルトレーダー |
スプレッド | USD/JPY 0.3銭EUR/JPY 0.4銭GBP/JPY 0.7銭 AUD/JPY 0.6銭 NZD/JPY 1.0銭 EUR/USD 0.3pips |
スワップポイント | メキシコペソ/ 円 130円 トルコリラ/円 115円 南アフリカランド円/150円 |
取り扱い通貨は、全23通貨。サクソバンク証券やLIONFXなどと比較すると特段多いわけではありませんが、それでも主要な通貨ペアは抑えているため、ほとんどの人にとって特に不都合はないと思います。
LIGHT FXの運営会社は?
運営会社はトレイダーズ証券で、2018年10月29日にLIGHT FXがサービス開始されました。LIGHT FXは名前の通り、「気軽(LIGHT)に」FXを取引できるようこれまで投資に興味のなかった新たなユーザー層向けのサービスとして開始されました。
トレイダーズ証券とは?
LIGHT FXやみんなのFXを運営するトレイダーズ証券は、これら2つのサービスで口座数が約34万口座、預かり資産は約300億円の以上となっています。
1999年11月に国内の個人投資家向けに、金融デリバティブ取引に特化したオンライン証券会社として設立されました。2000年5月に、日本で初めてFXのオンライン取引によるサービスをスタート。初期から最も長くFXトレードのサービスを提供してきたリーディングカンパニーのひとつです。現在の法人は2006年に、現トレイダーズホールディングス株式会社からの事業承継による会社分割によって証券取引事業及び外国為替取引事業を継承し、トレイダーズ証券株式会社に社名を変更しました。
トレイダーズ証券の自己資本比率は?
LIGHT FXは自己資本規制比率がやや低く、若干気になるポイントです。
正しく表現するとLIGHT FXを運営しているトレイダーズ証券の自己資本規制比率がやや低く252.2%となっています。
自己資本規制比率とは企業の財務状況がどの程度健全かを表す数値で
高い方がより健全と言われています。
理想は300%から400%程度ですが、問題があるほど低いわけではないので
若干気になるという程度です。
今後高めてくれることを期待しましょう。
トレイダーズ証券の口座数は?
まずは、2012年以降の年間の口座数と預かり資産の推移をみてみましょう。こちらの図でもわかる通り、2013年以降口座数はかなり増えており、2017年度には30万件弱になっているのがわかりますが、一方で預かり資産額はほとんど横ばいになっていっていますね。
みんなのFXとの違いは?
最小取引単位 | 1000通貨 | 1000通貨 |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
通貨ペア数 | 20ペア | 20ペア |
FX以外のサービス | なし | みんなのシストレ みんなのオプション |
イメージキャラクター | 特になし | 鈴木奈々 |
公式サイト | LIGHT FX | みんなのFX |
上記から見てもわかるように、最小取引単位や通貨ペア数などのスペックは、みんなのFXとほぼ同じです。それでは、具体的な違いというと、
LIGHT FXとみんなのFXの違いは以下の2つです。
- 同時に開かれる口座の種類が違う
- 対象としている顧客層が違う(サポートに電話で確認済み)
それぞれ説明します。
①同時に開かれる口座の種類が違う
LIGHT FXとみんなのFXの違いは、「同時に開かれる口座の種類が違う」ことです。
LIGHT FXは名前の通りLIGHT(軽い)FXを目指しているため、開設されるのはFX口座のみのシンプルな構成です。
一方で、みんなのFXは口座開設時にシストレ、バイナリーオプション、FXの3口座が開設されます。
- LIGHT FX ⇒ FXのみ
- みんなのFX ⇒ FX、シストレ、バイナリーオプション
シンプルにFXだけをやりたい方は、LIGHT FXの方が開設の設定も簡単なためおすすめです。
②対象としている顧客層が違う
LIGHT FXとみんなのFXとは、対象としている顧客層にも違いがあります。
みんなのFXの利用者は20代、30代より40代の方が多く、LIGHT FXは20代、30代を対象としたサービスを目指しているそうです。そのため、画面のデザインも対象顧客を意識しているようで、LIGHT FXはスマート、シンプル、スタイリッシュがテーマのようです。
③ニュースやセミナーなどの学習情報が少ない
また、LIGHT FXは非常にシンプルな構成のため、為替に対するニュースサイトも少なく、口座登録者向けのセミナーなども開催されておりません。みんなのFXはこの点は手厚くケアされており、オンラインでFXに関する様々な動画セミナーも開催しています。勉強しながらFXをやりたい、という方はみんなのFXの口座も解説すると両方の使い分けができて良いと思います。
おすすめのLIGHT FXの使い方
おすすめのLIGHT FXの使い方としては、通貨毎にFX口座を使い分ける時に有効です。
みんなのFX⇒トルコリラ、LIGHT FX⇒メキシコペソといった使い方です。
通貨毎にFX口座を分けることで、
- 管理がわかりやすくなる
- 片側の通貨がロスカットされるときに、他方の通貨がそれに巻き込まれない。
というメリットがあります。
LIGHT FXとみんなのFXは新興国通貨のスワップポイントがトップレベルなので
スワップポイント狙いの投資をする方は両方開設して、使い分けるのが良いと思います。