ドル円 スワップポイント

ドル円でスワップポイント生活はできるのか

ドル円 スワップポイント

|2019.04.04

スワップポイントとはFXで得られる、取引する2つの国の通貨で生じる金利差調整額のことです。
FXでの収益は価格変動による為替からの収益のほかに、このスワップポイントがあります。2国間の年間金利差を日割り計算するため、毎日収益が入ってきます。
スワップポイントで入ってくる収入は毎日数十円という小さいものですが、毎日入ってくるのでこれが大きな収益になる可能性があります。
数十円という小さなお金でも毎日の積み重ねで、世の中にはスワップポイントで生活をしている人がいるそうです。

この記事ではスワップポイントとは一体どういったものなのか、そのスワップポイントで生活をしている人たちについてご紹介していきます。

スワップポイントとは

FXは為替の交換や売買で生じた価格差で利益を得るものですが、為替価格差の他にも利益を生むものがあります。それがスワップポイントです。

スワップポイントとは、2か国間の金利差で利益を得ることができます。銀行預金の利子のようなものと考えるとイメージがしやすいです。スワップポイントはポジションを持っていると毎日利益を得ることができます。
金額は大きくないですが、毎日利益を得ることができるので長期運用で利益を得ようとしている人に向いている取引と言えるそうです。

年間で稼げる額が大きい高金利通貨

スワップポイントで稼ごうと考えるならば、高金利通貨を保有する必要があります。金利差があるほど受け取れるスワップポイントが大きくなるため、高金利の通貨のポジションを取ることが大原則になります。
日本は0%という低金利が長く続いていますが、国によって状況はまったく異なります。ここではスワップポイントで稼ぐために必要な人気のある高金利通貨をご紹介します。
(2019年3月情報)

 

通貨(国名)金利
トルコリラ(トルコ)24%
メキシコペソ(メキシコ)8.25%
南アフリカランド(南アフリカ)6.75%
ブラジルレアル(ブラジル)6.5%
ニュージーランドドル(ニュージーランド)1.75%
オーストラリアドル(オーストラリア)1.5%

 

高金利の国から順に並べました。トルコリラの24%という金利は非常に魅力的な数字にみえますね。
しかし、高いからと言って安易にトルコリラのポジションを取ればいいというわけではありません。
トルコは新興国のため、もしかしたら国が破綻するという可能性もあります。もし破綻した場合は金利が下がり、支払い義務が生じることなるでしょう。しっかりとリスクを知った上で運用しましょう。

スワップポイントの注意点

ではスワップポイントのリスクとはどんなものがあるのでしょうか?
ここではどんなことに注意をして運用するべきかをご紹介します。

スワップポイントで利益が出る状況は、低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買ったときです。この場合は利益を受け取ることになるので利益を増やすことができます。しかし、反対にスワップポイントを支払う義務が生じる場合があります。

それが高金利の通貨を売って、低金利の通貨を購入した場合です。

その場合、スワップポイントはマイナスになるため支払う必要が出て、利益が減少します。その高金利の通貨のポジションを持ち続けている場合は毎日支払いが続くため、一日数十円といえど「塵も積もれば山となる」で大きな損益になる可能性もあります。支払う場合のことをしっかり覚えておきましょう。

また先ほどトルコの話をしましたが、金利変動や価格動向など金融情勢はその刻一刻と変化します。もしその取引対象国の金融情勢が傾いた場合は、今まで持っていたスワップポイントがマイナスに転じることもあります。

そういったリスクがあることをしっかり理解しておくようにしてください。

スワップポイントが付与されるタイミングも知っておこう

そもそもFX取引は世界中で取引が行われているので365日24時間いつでも取引することができます。ではスワップポイントはというと、そのFX会社によって様々です。

スワップポイントはポジションを保有し、翌日以降に持ち越したときに付与されます。付与されるタイミングはFX会社によって違うとのことですが、だいたいどこも6:30~7:30までには付与されているようです。
また、いつでも取引されているFXですが、スワップポイントについては土日祝など付与されないタイミングがあります。

貰えないというわけではなく、その分を別でまとめてポイントが受け取れる日があるようです。それもFX会社によるとのことなので、取引を開始する前にどういった仕組みになっているか確認するようにしてください。

ドル円でスワップポイント生活はできるの?

スワップポイントで利益を得るうえで大切なことは、取引対象国の状況について小まめに情報が取れることです。そのためすぐに情報が入ってくるような身近な国の通貨と取引することをおすすめしています。それを考慮してもオーストラリアは取引するのにとても適した国といえるかと思います。

国としても安定していて、まず破綻するような心配はありません。金利が大きく落ちることはないかと思いますので、取引対象国に選ばれることが多く豪ドル円のペア通貨は人気のようです。

豪ドルの動きは期待できる?

豪ドルの過去の動きを調べてみました。豪ドルは2000年前半から資源価格の上昇から、上昇基調に乗り2007年には108円ほどまで上がりました。しかし、2008年のリーマンショックでほぼ半値の55円台まで下落しています。

政策金利はリーマンショック前には7.5%だったのが2009年には3.0%まで下がっています。しかしそれでも他の先進国よりも金利が高く、中国の経済成長が高まりそこに資源を輸出しているオーストラリアの豪ドル/円も反発に転じました。2012年以降にはアベノミクスの影響もあり2013年の4月に1豪ドル105円台に上昇しました。

直近10年はプラス成長を続けているため投資先としては魅力的に感じます。ただ中国の経済に影響を受けやすいなど注意すべき点もあるのでしっかり見極めて投資してください。
急速な儲けを期待できるわけではないですが、長期で運用して堅実に資産を増やして生活している人はいるようです。

実践しているブロガーから学ぼう

スワップポイントの収益で生活している人の中にはブロガーの人もいます。スワップポイントでも稼ぎ、ブログの閲覧回数でも稼ぐ。かしこい生き方のように感じますね。

この情報社会でネットで情報は何でも手に入るようになりました。ブログを見て新たな知識を得る方も多いのではないでしょうか?

ブロガーの人たちは自分の経験や考えを公表してくれて、それを参考にすることができるのはとてもありがたいことですね。すべての情報を鵜呑みにするのではなく情報をたくさん集めて、自分で吟味し考えて参考にすることが大切です。

ブロガーねくさんの収支推移


ねくさんのブログはこちら

ねくさんのブログを参考に豪ドル円の運用を一度考えてみましょう。
ねくさんは豪ドル円の取引はとても安定していて、初心者や安定した運用をしたいという人に対しておすすめと言っています。それだけ手堅い通貨ということでしょう。

安定している代わりに一発逆転のような大きな利益を得ることはまずありませんが、ねくさんのように長期で運用していると着実にスワップポイントで儲けていけるようです。
ねくさんは6年間運用を続けているそうです。10年ほどは持ち続けるということが前提のようです。豪ドルを一度保有したら基本はほったらかしでいいとのことなので、長期運用を念頭に置いてねくさんを参考に取引を開始してみるのはいかがでしょう?

手堅くスワップポイント得ることができるようになるかもしれません。

スワップポイントの投資でオススメの業者

FX会社は数多くありますが、スプレッドと呼ばれる取引コストやスワップポイントの利益率などはその会社によって変わってくるそうです。スワップポイントでの収益を狙うのであれば当然スワップポイントの利益率の良い会社を選ぶ必要があります。ここではスワップポイントをメインに考えている人におすすめのFX会社をピックアップしました。

みんなのFX

スプレッドの幅が狭いことと高金利通貨のスワップポイントの付与の高さにとても人気のある会社です。スワップポイントをメインにしている投資家からのスワップポイントの良さはとても評判のようです。他の会社にはない付与の高さだとの声が上がっています。
チャートの見やすさや、24時間サポート体制があることから初心者の人にも選ばれているようです。

LIGHT FX

トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円といった高金利通貨のスワップポイントは、業界最高水準といわれています。
LIGHT FXの大きな特徴は最低取引額がとても低いことにあります。最低取引単位が1000通貨のため、ドル円ペアの取引では約4000円から始めることができます。

他の会社では最低取引単位が10000通貨というのが普通のため、最低でも4万円ほどは必要になってくるそうです。そのため始めるのにハードルが高いと思われる人も多かったようですが、LIGHT FXであれば初心者でも気軽に始められることからとても人気のようです。

DMM FX

スワップポイントで利益を狙う人たちにとても重要なのが売りスワップポイントの安さです。DMMFXのおすすめポイントはその売りスワップポイントの安さです。

通常、買いスワップポイント(貰える金利)より、売りスワップポイント(支払うコスト)を高く設定しているFX会社が多い中で、DMMFXでは同一にしている売り建て時にとても有利に働いてくれるので、気兼ねなく売り注文ができるとの声が上がっています。
また口座開設数が国内No.1を誇っており、その人気の高さとサービスの充実度を裏付けています。

GMOクリック証券

この会社のポイントはなんと言っても、FX取引高が世界No1ということです。しかも7年連続で。この取引高の高さは世界的に人気の会社で信用度がとても高いということです。
その人気の高さは総合力にあるようです。手数料・スプレッドの安さ、スワップポイントの高さ、ツールの充実度、チャートの使いやすさなど総合的に優れているという評価が多いです。

ヒロセ通商

国内上位の通貨ペア数を保有しているヒロセ通商はスワップポイント運用派の人には外せない会社だと言われています。
高金利通貨として人気のトルコリラ・メキシコペソの両方を取扱う国内の会社は少なく、その分スワップポイントの利率が優遇されるそうです。

スワップポイントの運用にもすっかり慣れてきて、より収益アップを狙う人におすすめの会社と言えます。またヒロセ通商が独自で展開しているキャンペーンやセミナーなどのイベントなども人気のようです。

まとめ

スワップポイントはFXで得る為替差のおまけのようなものと考えている人も多いようですが、例え数十円という価格でも毎日得られると思うととても可能性のある取引であると言えます。
この記事でも紹介しましたが、実際にスワップポイントで生活をしているという人もいます。上手く運用することが出来れば、それだけ大きな利益になるということです。

もしこの記事を読んでFXやスワップポイントについて興味が出たと言う人がいれば幸いです。興味を持ったならばぜひ一度気軽な気持ちでFX会社などに話を聞きに行くことをお勧めします。きっと親切に対応してくれるはずです。

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