トルコリラのFX運用。証拠金はいくらあれば足りるのか?

トルコリラ スワップポイント

|2019.06.05

FXでの運用において、「証拠金とは何なのか?」、「証拠金維持率って今一つきちんと分からない
という方は意外と多いのです。
この記事では、トルコリラのFX運用を例にして、証拠金についてその計算方法やレバレッジとの比較、証拠金維持率の安全圏の目安などについてお伝えしていきます。

トルコリラをFX運用するための必要証拠金額は?

FX投資をするにあたり証拠金の考え方を理解しておくということはとても重要なことです。
どれだけの損失に耐えられるのか」ということをしっかりと理解していないと、いつの間にか「ロスカット」になってしまっていた、なんてなりかねません。

FX運用時の証拠金の考え方

では、実際にFX運用する際に

  • 必要証拠金はどれくらい用意するのか?
  • 証拠金維持率とは何なのか
  • 証拠金についてどのように考えていけばよいのか

についてみていきましょう。

FXの必要証拠金とは

証拠金の必要最低額は、取引会社によって違いがあります。また取引する通貨によっても異なってきます。多くのFX会社の場合、取引する額の4%以上の金額が必要とされています。これを必要証拠金といいます。
実例を挙げてみましょう。
例えば、米ドルを1万通貨取引するとします。
仮に、1ドル=100円だとすると、1万ドルを購入しようとすれば100万円かかります。
しかし、FXの取引では実際に通貨を購入するわけではないのですから、全額用意しなくてもよいのです。各会社によって違いますが、多くの会社は取り機器額の4%、つまり、この場合は
100万×0.04(%)=4万円
の証拠金があれば取引ができるようになるということです。
ちなみに、この4%というのは日本ではレバレッジが最大25倍(つまり100÷25=4)となっているからです。

トルコリラにおけるレバレッジ取引の最適解は?4倍以上はロスカットに注意!

必要証拠金維持率とは

実際に取引している金額に対して、証拠金の残高の割合のことを証拠金維持率といいます。
先ほどと同じに、1ドル100円の時、1万通貨を購入する場合のケースの必要証拠金は100万円÷25=4万円です。このときFX口座に10万円入れていたとします。すると、
有効証拠金10万円÷必要証拠金4万円×100で証拠金維持率は250%となります。
通常、証拠金維持率は50%以上を維持するように決められており、仮に50%を割ってしまったとすると「マージンコール」がかかります。マージンコールというのは、証拠金を追加するか、ポジションを決済するかして、証拠金維持率を50%以上に引き上げるように求める警告のことです。
マージンコールがあったにも関わらず、期限までに証拠金を追加せず、証拠金維持率が大幅に下回った場合には、その時点で損をしていようが、自動的に強制決済されてしまいます。
これを「ロスカット」と言います。ロスカットは証拠金以上の大幅な損失を出さないようにするための大事なシステムです。

証拠金についての考え方

上記のような「ロスカット」になる状態を避けるためにも、証拠金維持率には常に気を配らなければなりません
証拠金維持率は、証拠金及びレバレッジと反比例の関係にあるため、レバレッジをかけて運用している方は特に注意を図らなければいけません。
現在自分が行っている取引内容の安全性を測る上で重要な指標ですので、ロスカットのリスクを軽減した取引を行えるためにも、ある程度余裕を持ったポジション取りを行ってください。

トルコリラのチャート

トルコリラは、過去にわずか15分くらいの間で12,8%もの下落をしたことがあります。
国として不安定である通貨には、このようなリスクが常にあります。いかにマイナー通貨のリスクが高いかがお分かりいただけたことと思います。
過去に1時期、15円台まで落ち込んだことがありました。現在は18円台付近です。
サポートラインとしての機能があまり見込めないため、それ以上下がる可能性は否定できません。

どのくらいまでの暴落を見越すか

高金利通貨全般に言えることですが、底値は簡単に更新することが多く、目安を決めることが難しいです。
下落のトレンドが途切れたわけではないですし、そもそも金利が高い状態が続けば続くほど、通貨の価値は下落する方向にあるからです。ある記事では、このままだと7円台にまで下がるのではないか、なんて言葉もあります。
実際にどうなるかは誰にもわかりませんが、常に注意をしていく必要があるのは」間違いありません。

結論としてどれくらいの証拠金維持率を保てばよいのか?

結局、強制ロスカットに遭わないためには証拠金維持率をどのくらい保てばいいのでしょうか
当然、証拠金維持率が高ければ高いほどいいのですが、その分、資金効率は低下します。経験上、300%を下回った状態で「大暴落」が起きるとかなりの確率で強制ロスカットを喰らいます。
色々な方のブログを拝見してると、500%を下回るとポジションを整理したり、資金追加したりして500%を維持している人が多いようです。

「トルコリラで生活」の人気ブログをご紹介」

ここからは、実際にトルコリラのスワップ運用をしてお金を稼いでいるブロガーさんを照会していきます。

あきさんの「akilog」


トレーダー13年生ブロガー3年生の36歳。
子育てと仕事を両立するために11年勤めた県庁を早期退職しました。13年前に30万で始めたFXもほったらかしですが気付けば3,000万の運用資産になってました

akilogはこちら

睦月侑さんの「FXでトルコリラに投資してスワップ金利でセミリタイアするブログ」

睦月さんのブログ社会人になったばかりの睦月さんがトルコリラを運用していく中での気付きなどをまとめたブログです。FX初心者の方におすすめです。

睦月侑さんのブログはこちら

芳賀浩一さんの「もう、社畜しない。」


名前:芳賀浩一
年齢:31歳
性別:男
職業:東京で社畜してました。
Twitter : @shachikushinai

「もう、社畜しない」はこちらから

まとめ

トルコリラを運用する際の証拠金は4-10万円ほど持っていると
最低限の運用が不自由なくできるかと思います。

高いレバレッジを掛けて逆にロスカット狙いというトレーダーさんもいるくらいなので
証拠金とロスカット、レバレッジを効率良く運用できると勝率がぐっと上がるでしょう。

https://lightfx-swap.jp/lightfx/1859

RECOMMENDこの記事もオススメ